神殺しのクロノスタシス6
羽久side
――――――…こちらは、古代遺跡跡地にいる俺、羽久・グラスフィアと。
それから、お互い相棒と引き離された者同士ペアを組んだ、ベリクリーデ・イシュテアである。
俺とベリクリーデは、この古い遺跡を探索しているところだった。
打ち捨てられ、朽ち果てた広い…祭壇?のような場所にやって来ると。
何かを感じたベリクリーデは、しばしその場所で足を止めた。
そして、くるりとこちらを振り向いた時。
そこにいたのは、ベリクリーデではなく…。
「…えぇっと…?」
「…君…。…邪神の…。…羽久だっけ」
ベリクリーデと同じ顔、同じ見た目、同じ肉体のはずなのに。
その中身は、ベリクリーデとは別人に「入れ替わって」いた。
それから、お互い相棒と引き離された者同士ペアを組んだ、ベリクリーデ・イシュテアである。
俺とベリクリーデは、この古い遺跡を探索しているところだった。
打ち捨てられ、朽ち果てた広い…祭壇?のような場所にやって来ると。
何かを感じたベリクリーデは、しばしその場所で足を止めた。
そして、くるりとこちらを振り向いた時。
そこにいたのは、ベリクリーデではなく…。
「…えぇっと…?」
「…君…。…邪神の…。…羽久だっけ」
ベリクリーデと同じ顔、同じ見た目、同じ肉体のはずなのに。
その中身は、ベリクリーデとは別人に「入れ替わって」いた。