神殺しのクロノスタシス6
「うわっ、グロッ…!ホラー映画のクライマックスシーンか…!?」
これには、キュレムも思わずこう口走っていた。
ピラミッドの中でガイコツ軍団に襲われるなんて、どんなB級ホラー映画?
これが映画のワンシーンに見える辺り、キュレムはまだ結構余裕だな。
そして、キュレム以上に余裕ぶっこいてる二人組がここにいる。
「おぉ、すごーい。ガイコツが動いてるじゃん」
「本当だ。ミイラには会えなかったけど、ガイコツに会えたね」
喜ぶな。観光名物じゃないんだぞ。ガイコツは。
更に、こちらにも余裕ぶっかましてる奴が一人。
「彼らも不死身なんですかね。何だか親近感が湧きますね」
「な、ナジュ君…!ガイコツに親近感を覚えてる場合じゃないよ。に、逃げた方が良いよね…!?」
正しく恐怖を覚えているらしい天音が、ナジュにツッコミを入れていた。
元暗殺者組とナジュ、この場に置いていってやろうか。いや冗談だけども。
その心の余裕、俺とシルナにも分けてくれないだろうか。
「問答無用だ。とにかく、外に逃げるぞ!」
こんな時でも冷静なジュリスがそう叫び、俺達は一斉に走り出した。
ここに、俺達とガイコツ軍団の追いかけっこが始まった。
ついさっきも、ガーゴイルっぽい魔物に襲われて逃げ惑ってたのに。
今度はガイコツって。
…どんな悪夢だ?これは。
これには、キュレムも思わずこう口走っていた。
ピラミッドの中でガイコツ軍団に襲われるなんて、どんなB級ホラー映画?
これが映画のワンシーンに見える辺り、キュレムはまだ結構余裕だな。
そして、キュレム以上に余裕ぶっこいてる二人組がここにいる。
「おぉ、すごーい。ガイコツが動いてるじゃん」
「本当だ。ミイラには会えなかったけど、ガイコツに会えたね」
喜ぶな。観光名物じゃないんだぞ。ガイコツは。
更に、こちらにも余裕ぶっかましてる奴が一人。
「彼らも不死身なんですかね。何だか親近感が湧きますね」
「な、ナジュ君…!ガイコツに親近感を覚えてる場合じゃないよ。に、逃げた方が良いよね…!?」
正しく恐怖を覚えているらしい天音が、ナジュにツッコミを入れていた。
元暗殺者組とナジュ、この場に置いていってやろうか。いや冗談だけども。
その心の余裕、俺とシルナにも分けてくれないだろうか。
「問答無用だ。とにかく、外に逃げるぞ!」
こんな時でも冷静なジュリスがそう叫び、俺達は一斉に走り出した。
ここに、俺達とガイコツ軍団の追いかけっこが始まった。
ついさっきも、ガーゴイルっぽい魔物に襲われて逃げ惑ってたのに。
今度はガイコツって。
…どんな悪夢だ?これは。