神殺しのクロノスタシス6
「これからどうされますか。…智天使様」
「決まっています。…セラフィムとソロネに話しに行きます。止めさせないと」
そう仰ると思っていました。
…でも。
「恐らく、これから止めるのはもう不可能でしょう。既に…種は蒔かれているのですから」
思えばあの日、神竜殿が智天使様の手によって討ち取られたあの日から。
既に、聖賢者殿を追い詰める為の「種」は蒔かれているのだ。
そしてその種が、芽を出し、実を結ぼうとしていた。
「決まっています。…セラフィムとソロネに話しに行きます。止めさせないと」
そう仰ると思っていました。
…でも。
「恐らく、これから止めるのはもう不可能でしょう。既に…種は蒔かれているのですから」
思えばあの日、神竜殿が智天使様の手によって討ち取られたあの日から。
既に、聖賢者殿を追い詰める為の「種」は蒔かれているのだ。
そしてその種が、芽を出し、実を結ぼうとしていた。