神殺しのクロノスタシス6
シュニィ渾身の巨大な魔力爆弾が、容赦なく俺達目掛けて放たれた。
やっぱりマジだった。
「…っ!!」
その凄まじい威力に、思わず目を閉じてしまいそうになったが…
巨大な魔力爆弾にも全く怯むことなく、珠蓮は自ら矢面に立ち。
その手に、光る賢者の石を掲げた。
賢者の石は、魔力爆弾を吸い込むかのように相殺した。
「…!?」
これは予想外だったらしく、シュニィの動きが鈍った。
…今だ。
「行くぞ、皆。やれ!」
「シュニィちゃん、ごめんねっ…!」
卑怯と言いたくば言え。
珠蓮に全ての魔法を相殺してもらった、その隙に。
俺達は、すかさず分担してシュニィ達聖魔騎士団大隊長達の前に踊り出た。
避ける隙を与えず、一気に肉薄して胸の辺りに傷を入れた。
簡単なようで、こちとら命懸けである。
こんな不意打ち、そう何度も成功するものじゃない。
珠蓮がいてくれなかったら、とてもじゃないけどこんな無謀な作戦は取れなかっただろう。
しかし。
…どうやら、その甲斐はあったようだ。
やっぱりマジだった。
「…っ!!」
その凄まじい威力に、思わず目を閉じてしまいそうになったが…
巨大な魔力爆弾にも全く怯むことなく、珠蓮は自ら矢面に立ち。
その手に、光る賢者の石を掲げた。
賢者の石は、魔力爆弾を吸い込むかのように相殺した。
「…!?」
これは予想外だったらしく、シュニィの動きが鈍った。
…今だ。
「行くぞ、皆。やれ!」
「シュニィちゃん、ごめんねっ…!」
卑怯と言いたくば言え。
珠蓮に全ての魔法を相殺してもらった、その隙に。
俺達は、すかさず分担してシュニィ達聖魔騎士団大隊長達の前に踊り出た。
避ける隙を与えず、一気に肉薄して胸の辺りに傷を入れた。
簡単なようで、こちとら命懸けである。
こんな不意打ち、そう何度も成功するものじゃない。
珠蓮がいてくれなかったら、とてもじゃないけどこんな無謀な作戦は取れなかっただろう。
しかし。
…どうやら、その甲斐はあったようだ。