神殺しのクロノスタシス6
「冥界だって、一緒に行った仲じゃないか」
なおも躊躇うシルナに、俺はそう言った。
皆、とっくに覚悟は決めてるよ。
シルナと同じ道を行く覚悟、その為に命を懸ける覚悟を。
「だったら、アーリヤット皇国だって一緒に行こう」
「…皆、本当にそれで良いの?」
「くどいですよ。何度も言わせないでください。時間の無駄です」
「駄目って言われたら、こっそりついていかなきゃいけなくなって面倒だからさー」
「ついてきて良いよって言ってもらわないと困るかな」
イレースと、すぐりと令月がそう答えた。
…イレースはともかく、令月とすぐりは、大人しくおうちで待っているということが出来ないのか?
こっそりついてこようとするな。
…まぁ、でも今更か。
今日に始まったことじゃない。
「そんな訳だ、シルナ。…諦めろ」
お前の仲間は、こういう奴らだ。
俺達みたいなやつを、お前が仲間にしたのだ。
「…そうだね、分かった」
苦笑いをしたシルナは、諦めて頷いた。
「ありがとう、皆。…心強い仲間に恵まれて、私は幸せ者だよ」
…決まりだな。
それじゃ、行くとしようか。…いざ、アーリヤット皇国へ。
…しかし。
俺達はその後、アーリヤット皇国だけではなく。
それ以上の場所にまで、乗り込むことになるのである。
なおも躊躇うシルナに、俺はそう言った。
皆、とっくに覚悟は決めてるよ。
シルナと同じ道を行く覚悟、その為に命を懸ける覚悟を。
「だったら、アーリヤット皇国だって一緒に行こう」
「…皆、本当にそれで良いの?」
「くどいですよ。何度も言わせないでください。時間の無駄です」
「駄目って言われたら、こっそりついていかなきゃいけなくなって面倒だからさー」
「ついてきて良いよって言ってもらわないと困るかな」
イレースと、すぐりと令月がそう答えた。
…イレースはともかく、令月とすぐりは、大人しくおうちで待っているということが出来ないのか?
こっそりついてこようとするな。
…まぁ、でも今更か。
今日に始まったことじゃない。
「そんな訳だ、シルナ。…諦めろ」
お前の仲間は、こういう奴らだ。
俺達みたいなやつを、お前が仲間にしたのだ。
「…そうだね、分かった」
苦笑いをしたシルナは、諦めて頷いた。
「ありがとう、皆。…心強い仲間に恵まれて、私は幸せ者だよ」
…決まりだな。
それじゃ、行くとしようか。…いざ、アーリヤット皇国へ。
…しかし。
俺達はその後、アーリヤット皇国だけではなく。
それ以上の場所にまで、乗り込むことになるのである。