失恋したら、別の幸せが待っていました!~憧れの部長と溺愛婚
「美月、バレンタインイベントやってるって!」
大和さんがソファーに座り、スマホを片手に何かを調べていた。器用に片手で操作しているけれど、私には何のことだか、サッパリ分からない。
「美月がいつも行きたがってる夢の国の遊園地だよ。何なら、美咲もお姫様に変身する?」
「しません! ……ってゆーか、大和さん行きたいの?」
「実はちょっぴり行ってみたい。興味はあったけど友達と行くにも男同士でなんて行かないし、カップルで行くなら平気かなって思って」
「分かりました。行きましょ。楽しみですね」
大和さんは本当に私に甘いと思う。私がテレビでCMを見る度に「行きたい」と連呼していたから、行先として考えてくれていたんだ。
急ぎ足で身支度を整え、朝食ブッフェを取って、ホテルを後にした。朝の陽射しが眩しい程に輝き、絶好の行楽日和。
大和さんの車で遊園地に向かい、夕方には出るはずが結局パレードまで見てしまい、夜になってしまった。
「大和さん、楽しかったですね。はしゃいでる大和さんはかなり可愛かったです」
喉が乾いても遊んでしまっていて、帰り道のコンビニに立ち寄り、ペットボトルのお茶で喉を潤している。
「大の大人に向かって言うことかよ?」
「あははは、すみません!」
大和さんは子供の頃、両親が共働きで忙しく、遊園地などには数える程しか行ったことがなく、本日行った大型テーマパークは初めてだった為、非常に楽しかった様だった。
年齢も立場も忘れて楽しんでいた大和さんは、まるで少年の様で可愛かった。
今日の記念にと写真を買ったり、グッズを買ったり、とにかく沢山の思い出と思い出の品物を持ち帰った。
大和さんがソファーに座り、スマホを片手に何かを調べていた。器用に片手で操作しているけれど、私には何のことだか、サッパリ分からない。
「美月がいつも行きたがってる夢の国の遊園地だよ。何なら、美咲もお姫様に変身する?」
「しません! ……ってゆーか、大和さん行きたいの?」
「実はちょっぴり行ってみたい。興味はあったけど友達と行くにも男同士でなんて行かないし、カップルで行くなら平気かなって思って」
「分かりました。行きましょ。楽しみですね」
大和さんは本当に私に甘いと思う。私がテレビでCMを見る度に「行きたい」と連呼していたから、行先として考えてくれていたんだ。
急ぎ足で身支度を整え、朝食ブッフェを取って、ホテルを後にした。朝の陽射しが眩しい程に輝き、絶好の行楽日和。
大和さんの車で遊園地に向かい、夕方には出るはずが結局パレードまで見てしまい、夜になってしまった。
「大和さん、楽しかったですね。はしゃいでる大和さんはかなり可愛かったです」
喉が乾いても遊んでしまっていて、帰り道のコンビニに立ち寄り、ペットボトルのお茶で喉を潤している。
「大の大人に向かって言うことかよ?」
「あははは、すみません!」
大和さんは子供の頃、両親が共働きで忙しく、遊園地などには数える程しか行ったことがなく、本日行った大型テーマパークは初めてだった為、非常に楽しかった様だった。
年齢も立場も忘れて楽しんでいた大和さんは、まるで少年の様で可愛かった。
今日の記念にと写真を買ったり、グッズを買ったり、とにかく沢山の思い出と思い出の品物を持ち帰った。