失恋したら、別の幸せが待っていました!~憧れの部長と溺愛婚
「美月の温もり、暖かい」
「遅いから心配しました。連絡待ってたんだけど、途中で寝ちゃってたみたい」
「明日も早いから先に寝ててもいいよ。お楽しみは週末にとっておくから」
「お楽しみって何ですか?」
きょとんとした眼差しを向けながら訊ねる。
「んー? 美月を独り占めする事だよ」
寝ぼけている私をヒョイっと軽々しく持ち上げて、ベッドまで運ぶ。
「おやすみ、美月」
「おやすみなさい。大和さん! お願いがあるんですけど」
「何?」
「あの……寝る前にぎゅうっとしても良いですか?」
私は恥を偲んで頼んだ。大和さんが帰って来なかった時間が不安で仕方なくて、仕事だって理解はしていたけれども心は寂しくて待ち切れなかった。ぎゅうっと抱きしめると大和さんの温もりが感じられる。
Yシャツの第一ボタンが外されているので、その隙間からは鎖骨が見え隠れしていて妖艶な微笑みを浮かべている大和さんにキュンとしてしまう。
「遅いから心配しました。連絡待ってたんだけど、途中で寝ちゃってたみたい」
「明日も早いから先に寝ててもいいよ。お楽しみは週末にとっておくから」
「お楽しみって何ですか?」
きょとんとした眼差しを向けながら訊ねる。
「んー? 美月を独り占めする事だよ」
寝ぼけている私をヒョイっと軽々しく持ち上げて、ベッドまで運ぶ。
「おやすみ、美月」
「おやすみなさい。大和さん! お願いがあるんですけど」
「何?」
「あの……寝る前にぎゅうっとしても良いですか?」
私は恥を偲んで頼んだ。大和さんが帰って来なかった時間が不安で仕方なくて、仕事だって理解はしていたけれども心は寂しくて待ち切れなかった。ぎゅうっと抱きしめると大和さんの温もりが感じられる。
Yシャツの第一ボタンが外されているので、その隙間からは鎖骨が見え隠れしていて妖艶な微笑みを浮かべている大和さんにキュンとしてしまう。