屋上少女と弱虫少年
「僕さ、優季に会ってから世界が変わったんだ。」
、え、?
あ、友達の悩み、、、、とかのやつかな、?
「不安だった。ずっと。このまま1人なのかなって。」
そうだよね。
私だって1人だった。それにいじめられていた。と言ってもそこまで酷くはなかったと思うけど。クラス全員に無視されて。
春琉くんとは少し私の方が酷かったけど、一人孤独だったのは一緒。どんな状況であっても辛いことは分かる。でも春琉くんは私よりずっと偉い。私はみんなの思い通りみんなの前から姿を消した。私は何もかも負けてる。
「でも優季が友達になってくれて嬉しかった。」
今でも嬉しいの??
私が幽霊だと分かっていても??
「優季が幽霊とか関係ない。」
私の気持ちを読み取ったように言う。
本当にそうなのかな、?
だってずっと生きている人間だと思っていた人が幽霊だったんだよ、?私だったら距離を置いていたと思う。でも春琉くんは私に会いに来てくれているな、、。
「優季のおかげで光とも友達になれた。」
私のおかげじゃないよ、!
春琉くんが勇気を出したからだよ、!
そんなことを考えていたが決して口には出さなかった。口に出したら全てを言ってしまいそうだったから。
「優季が幽霊だって知った時はそりゃあ驚いたけど、大切なのには変わり無かったよ。」
え、、、。
「優季、、、、!僕!!」
何かはるくんが言いかけた時
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