屋上少女と弱虫少年
そんなことを思っていた時

ーキーンコーンカーンコーンー

「時間だな。教室戻ろう。」
そう凪央先輩が言った。
「そうですね。行きましょう。」
「今日一緒に帰れるか?」
そう凪央先輩に言われびっくりしていると
「優季に挨拶して欲しくて。」
!!!
そういうことか。
「はい。ぜひ。」
そう僕が言うと凪央先輩は笑顔になり
「よし!授業頑張るか!!」
そう言う。
「ですね!」
そんな話をしながら中庭を後にした。
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