屋上少女と弱虫少年
食べながら勉強の話など色々話していた。
凪央は今年受験生だもんね、!!
私の歳越したかと思ったらもう受験か、、!!
そんなことを思っていた時
「もう昼休み終わるな。」
凪央がそう呟いた。
私は時計を見るともう7分くらいで昼休みが終わろうとしていた。
「そろそろ戻りましょうか。」
光さんは立ち上がりドアの方へ向かう。
その後を続くように凪央が出る。
春琉くんは立ち上がり屋上を出ようとする。
私は春琉くんに何か出来ること、、、。
そう思い
「春琉くんまた来てね。」
そう春琉くんの耳元で囁いた。そしてすぐ物陰に隠れた。
春琉くんは固まっていたがすぐ振り返った。
少し落ち込んだ様子だったけど、
春琉くんは微笑み
「優季、また来るね。」
そんな言葉を残し屋上を後にした。
居るかも分からないのに私に言葉を残してくれた。それだけが嬉しくて。
微笑んだ。
春琉くん、待ってるね。
< 49 / 49 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop