屋上少女と弱虫少年
私が空を見上げていると不意にはるくんが
「あ、そうだ、優季」
「どうしたの?」
そう聞いたら
「僕さ、友達できた、!」
そう遠慮がちに言ってきた
びっくりしながらも
「え!ほんとに!!よかったね!!」
少し寂しかったけど春琉くんに友達が出来てよかったっておもっていると
春琉くんが少し困ったような顔をしているのに気づいた
私は
「春琉くん、?」
そう聞いたら
「あのさ、、、、友達できたけどこれからも仲良くしてくれる、、、?」
そう聞かれた
「、、、え?」
びっくりした、急にそんなことを言われた
春琉くんは少し寂しそうに話した
「だって優季、私がいるよって言ってたけど友達が出来なかったらの意味だろ、?僕友達できちゃっから優季離れちゃうのかなって思って、、、」
そう言ってきて
私は驚いたがすぐに笑いだした
「え、なんで優季笑うの、?」
そう言ってきて
私は微笑み
「だって私春琉くんに友達できても一緒にいるつもりだったのに春琉くんがそんなこと言い出すから、」
そう伝えると春琉くんは
「よ、よかったぁー、、、!」
と安心したように微笑みながら言った
可愛い勘違いだなと思いながら春琉くんを見ていたら
「僕、優季大切だから離れて行っちゃったらどうしようかと思ったよ」
ードキッー
大切、、、、、、?
本当に私が大切なの??
というか大切って!!え、いやそうゆう意味じゃないよね、
そんなの分かってるけどそう思って少し胸が傷んだが
春琉くんの大切な人にはいっていることだけでも嬉しかった
春琉くんは嬉しそうに
「今度その友達紹介するね!!」
そう笑顔で言われた
私は、、、私は______
「優季??」
そう不思議そうに私の顔を覗いた
私はすぐ離れ
「あ、うん!!紹介してね!!」
そう言ってしまった
無理なのに
ごめん、ごめん、春琉くんごめん
そう思っていると春琉くんは嬉しそうに
「うん!」
笑顔でそう言った
私は胸が痛んだがなかったことにし、
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