恋を知らない聖剣の乙女は勇者の口づけに甘くほどける。
「アメリ、見てみるか?」
「え、何を?」

 アメリの疑問に答える前に、ロランは腕を動かしていた。
 寝間着のズボンがずり下げられて、中身がボロンと飛び出した。

「きゃあっ」

 アメリの股の茂みのすぐそこで、ロランの男根が天を仰ぐようにそそり立っている。

「ははは、思った通りだ。今一気に怪我が回復した」
「えっ、あっ」

 笑いながら、ロランはアメリに男根を掴ませる。
 赤黒く腫れたイチモツは、アメリの手の中でまるで生き物のように脈打った。

「ぎゃっ、なんか動いたっ」
「その反応は傷つくな。だが怪我はますます良くなってきている。俺のモノでアメリが興奮しているいい証拠だ」
「そ、そんなわけ」
「ないとは言わせないぞ?」

 今日のロランはいつも以上に意地悪だ。
 涙目になってアメリは握る手に力を入れた。

「うっ! 男のそこはデリケートなんだ。もう少し手加減してくれ」
「ご、ごめんなさいっ」

 慌てて手を離すも、元はといえばロランが悪いのではないのだろうか。
 そう思ってもアメリは動揺して何も言い返せなかった。

「駄目だ。アメリが可愛すぎてもう我慢できそうにない」

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