親愛なる森
第13章
第13章
森の屋敷のなかで2番目に大きい部屋をあてがわれて、修道女から急にお姫様の気分になったことも、しだいに慣れて来た頃であったが、婚礼の日の夜は本当にロマンティックな気持ちになった。部屋が薔薇の花びらで埋め尽くされていて、大きなオルゴールが運び込まれて可愛らしい音楽を流していた。クリシュナさんがいて、部屋のセッティングをしてくださっているようだった。
森の屋敷のなかで2番目に大きい部屋をあてがわれて、修道女から急にお姫様の気分になったことも、しだいに慣れて来た頃であったが、婚礼の日の夜は本当にロマンティックな気持ちになった。部屋が薔薇の花びらで埋め尽くされていて、大きなオルゴールが運び込まれて可愛らしい音楽を流していた。クリシュナさんがいて、部屋のセッティングをしてくださっているようだった。