でこぼこ☆ディファレンス【マンガシナリオ】
第13話
〇飲食店内
それぞれが料理を食べ終わり、デザートが運ばれてくる。
圭人「♪〜」
ルンルン気分でショートケーキに乗っているいちごを皿の空いている所へ移し、食べ始める圭人。
夏奈「((鼻歌歌いながら食べてる・・・よっぽど好きなんだろうな・・・))月島くん、いちごあげるよ」
圭人「えっ!?・・・ゴホン、いいんですか?」
夏奈の言葉に嬉しそうに顔をあげたけど、咳払いをしていつもの表情に戻る圭人。
夏奈「うん、いいよ」
そう言って、夏奈は自分のショートケーキからいちごを取って圭人の皿の上に置く。
圭人「・・・ありがとうございます」
夏奈「・・・?((今の表情・・・どこかで・・・))」
嬉しそうな表情をしながらうつむき気味にお礼を言う圭人。
夏奈は、その表情を見て既視感を覚える。
〇夏奈、小さい頃の回想
おやつの時にショートケーキを食べている。
幼夏奈「けーくん、いちごあげる!いちご好きだったよね!」
けーくん「えっ!?・・・いいの?なっちゃん」
嬉しそうに顔を上げたけど、すぐにいつもの表情になるけーくんと呼ばれた男子。
幼夏奈「いいよ!はい!」
フォークを使ってけーくんと呼ばれている男子にいちごをあげる。
けーくん「・・・ありがとう、なっちゃん」
嬉しそうにしながらうつむきお礼を言うけーくん。
〇回想終了
夏奈「((そういえば、いつもよく遊んでたけーくんにあげた時と反応の仕方同じなんだよね・・・あの時は好きだったけーくんに好かれるようにけーくんの好物いっぱい分けてたっけ・・・))」
圭人がショートケーキを食べている様子を見て考え込む夏奈。
夏奈「((そういえば、月島くんとけーくんって色んなところが似てるんだよね・・・まぁ、けーくんの名字は月島じゃなくて伊東だけど・・・))」
〇過去回想
圭人「僕、名字変わってるんですよね」
〇回想終了
夏奈「あれ・・・?((月島くん、名字変わったって言ってたよね・・・まさかだけど・・・))ねぇ、月島くん」
圭人「なんですか?」
ショートケーキを食べながら顔を上げる圭人。
夏奈「ちょっと変なこと聞いていい?」
圭人「別にいいですけど・・・」
夏奈「あのさ・・・!月島くんって名字変わったって言ってたじゃん?・・・前の名字って・・・伊東?」
ショートケーキを食べる手を止めて、圭人のことを見つめる夏奈。
圭人「そうですけど・・・それがどうしたんですか?」
夏奈「昔のあだ名、けーくんじゃなかった!?」
圭人「!」
夏奈の言葉に驚いたような表情を浮かべ、フォークを机に落とす。
夏奈「月島くんが私のこと知ってたのって・・・小さい時会ってた・・・ってことだよね!?つまり、月島くんって──けーくん?」
圭人「・・・よーやく思い出してくれた?なっちゃん」
夏奈「!((けーくんが月島くん!?・・・ちょっと待って・・・昔好きだった人が目の前に・・・!?))」
昔好きだったけーくんが圭人であることに驚いたりドキドキしたり思い出せなかったことに対して青ざめたりと表情をコロコロと変えている。
圭人「どうしたんですか、先輩。百面相になってますよ?」
夏奈「・・・いや・・・ちょっと・・・予想外で・・・((つまり、昔好きだった子が私のことを好いてるって事・・・!?待って展開早すぎ・・・!!))」
口元に手を当て、もう片方の手を前に突き出す夏奈。
夏奈「((月島くんがけーくんだってわかった途端、月島くんの顔見れないんだけど・・・!?))」
それぞれが料理を食べ終わり、デザートが運ばれてくる。
圭人「♪〜」
ルンルン気分でショートケーキに乗っているいちごを皿の空いている所へ移し、食べ始める圭人。
夏奈「((鼻歌歌いながら食べてる・・・よっぽど好きなんだろうな・・・))月島くん、いちごあげるよ」
圭人「えっ!?・・・ゴホン、いいんですか?」
夏奈の言葉に嬉しそうに顔をあげたけど、咳払いをしていつもの表情に戻る圭人。
夏奈「うん、いいよ」
そう言って、夏奈は自分のショートケーキからいちごを取って圭人の皿の上に置く。
圭人「・・・ありがとうございます」
夏奈「・・・?((今の表情・・・どこかで・・・))」
嬉しそうな表情をしながらうつむき気味にお礼を言う圭人。
夏奈は、その表情を見て既視感を覚える。
〇夏奈、小さい頃の回想
おやつの時にショートケーキを食べている。
幼夏奈「けーくん、いちごあげる!いちご好きだったよね!」
けーくん「えっ!?・・・いいの?なっちゃん」
嬉しそうに顔を上げたけど、すぐにいつもの表情になるけーくんと呼ばれた男子。
幼夏奈「いいよ!はい!」
フォークを使ってけーくんと呼ばれている男子にいちごをあげる。
けーくん「・・・ありがとう、なっちゃん」
嬉しそうにしながらうつむきお礼を言うけーくん。
〇回想終了
夏奈「((そういえば、いつもよく遊んでたけーくんにあげた時と反応の仕方同じなんだよね・・・あの時は好きだったけーくんに好かれるようにけーくんの好物いっぱい分けてたっけ・・・))」
圭人がショートケーキを食べている様子を見て考え込む夏奈。
夏奈「((そういえば、月島くんとけーくんって色んなところが似てるんだよね・・・まぁ、けーくんの名字は月島じゃなくて伊東だけど・・・))」
〇過去回想
圭人「僕、名字変わってるんですよね」
〇回想終了
夏奈「あれ・・・?((月島くん、名字変わったって言ってたよね・・・まさかだけど・・・))ねぇ、月島くん」
圭人「なんですか?」
ショートケーキを食べながら顔を上げる圭人。
夏奈「ちょっと変なこと聞いていい?」
圭人「別にいいですけど・・・」
夏奈「あのさ・・・!月島くんって名字変わったって言ってたじゃん?・・・前の名字って・・・伊東?」
ショートケーキを食べる手を止めて、圭人のことを見つめる夏奈。
圭人「そうですけど・・・それがどうしたんですか?」
夏奈「昔のあだ名、けーくんじゃなかった!?」
圭人「!」
夏奈の言葉に驚いたような表情を浮かべ、フォークを机に落とす。
夏奈「月島くんが私のこと知ってたのって・・・小さい時会ってた・・・ってことだよね!?つまり、月島くんって──けーくん?」
圭人「・・・よーやく思い出してくれた?なっちゃん」
夏奈「!((けーくんが月島くん!?・・・ちょっと待って・・・昔好きだった人が目の前に・・・!?))」
昔好きだったけーくんが圭人であることに驚いたりドキドキしたり思い出せなかったことに対して青ざめたりと表情をコロコロと変えている。
圭人「どうしたんですか、先輩。百面相になってますよ?」
夏奈「・・・いや・・・ちょっと・・・予想外で・・・((つまり、昔好きだった子が私のことを好いてるって事・・・!?待って展開早すぎ・・・!!))」
口元に手を当て、もう片方の手を前に突き出す夏奈。
夏奈「((月島くんがけーくんだってわかった途端、月島くんの顔見れないんだけど・・・!?))」