でこぼこ☆ディファレンス【マンガシナリオ】
第5話
〇夏奈の家の近く
電車を降りてから手を繋ぎ、夏奈の家まで歩いていく。
夏奈「ねぇ、月島くん。私この道真っ直ぐ行ったらお家つくんだけど・・・もしかして、お家まで送ってくれるの?」
隣にいる圭人を見上げながら言葉を口にする夏奈。
圭人「いえ、僕の家もこの近くなのでついでです。先輩、迷子になりそうなので」
夏奈「さすがに迷子にはならないよ!?」
圭人「・・・前は迷子になったくせに・・・」
夏奈「?どーしたの?」
視線を逸らしながらボソッと呟く圭人。
その言葉は夏奈には届いていない。
圭人「いえ、なんでもないです。ここですよね、先輩の家」
家の前に立ち止まる2人。
そこには“篠原”という表札がかかっている。
夏奈「うん!送ってくれてありがとね」
圭人「いえ、僕が先輩と一緒にいたかっただけなんで」
繋いでいた手をキュッと握りしめながら夏奈を見つめる圭人。
夏奈「・・・?そっか!ありがと!」
よくわかってないけど圭人に向かって微笑む夏奈。
その様子を見て苦虫を噛み潰したような表情をする圭人。
圭人「・・・全然伝わんない・・・」
夏奈「?なにが?」
圭人「・・・なんでもないです。じゃ、また明日」
名残惜しそうに手を離しながら挨拶をして、歩き出す圭人。
夏奈「うん!バイバーイ」
大きく手を振りながら圭人を見送る夏奈。
夏奈「((月島くん、結局お家まで送ってくれたけど・・・月島くんのお家ってどこら辺なんだろう・・・))」
圭人の背が遠くなってから、手を振るのをやめて考え始める夏奈。
夏奈「((かなり遠いところだったら少し悪いことしちゃったかな?))」
電車を降りてから手を繋ぎ、夏奈の家まで歩いていく。
夏奈「ねぇ、月島くん。私この道真っ直ぐ行ったらお家つくんだけど・・・もしかして、お家まで送ってくれるの?」
隣にいる圭人を見上げながら言葉を口にする夏奈。
圭人「いえ、僕の家もこの近くなのでついでです。先輩、迷子になりそうなので」
夏奈「さすがに迷子にはならないよ!?」
圭人「・・・前は迷子になったくせに・・・」
夏奈「?どーしたの?」
視線を逸らしながらボソッと呟く圭人。
その言葉は夏奈には届いていない。
圭人「いえ、なんでもないです。ここですよね、先輩の家」
家の前に立ち止まる2人。
そこには“篠原”という表札がかかっている。
夏奈「うん!送ってくれてありがとね」
圭人「いえ、僕が先輩と一緒にいたかっただけなんで」
繋いでいた手をキュッと握りしめながら夏奈を見つめる圭人。
夏奈「・・・?そっか!ありがと!」
よくわかってないけど圭人に向かって微笑む夏奈。
その様子を見て苦虫を噛み潰したような表情をする圭人。
圭人「・・・全然伝わんない・・・」
夏奈「?なにが?」
圭人「・・・なんでもないです。じゃ、また明日」
名残惜しそうに手を離しながら挨拶をして、歩き出す圭人。
夏奈「うん!バイバーイ」
大きく手を振りながら圭人を見送る夏奈。
夏奈「((月島くん、結局お家まで送ってくれたけど・・・月島くんのお家ってどこら辺なんだろう・・・))」
圭人の背が遠くなってから、手を振るのをやめて考え始める夏奈。
夏奈「((かなり遠いところだったら少し悪いことしちゃったかな?))」