社長室に呼び出されたら、溺愛生活が待っていました
プロローグ
大学卒業後、念願だった大手医療品メーカーに就職出来た。

一年目はやっぱり大変で、少しだけ慣れてきたかと思っていた二年目。

私は社長室に呼び出された。


「倉本《くらもと》さん、社長に呼び出されるって何したの……!?」


心配してくれる同僚。


「倉本さん、社長に呼び出されたんだって。終わりだな」

「倉本さん、良い人だったから残念」


コソコソと噂をする隣の部署の人達。

何故、こんなにも社長室に呼び出されることを皆んなが恐れているのか。
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