社長室に呼び出されたら、溺愛生活が待っていました
初樹さんの瞳に映る自分が嫌じゃなくて。

初樹さんは私の頬に手を当てたまま、私に顔を近づける。





「花重、止めないの?」





「……止める理由ない……です」





私の言葉に初樹さんは優しくキスをした。





「花重、愛している。本当に愛しているんだ」





愛していると何度も伝えてくれる初樹さんは、本当に嬉しそうで。





「私も初樹さんが大好きです。どうかこれからも何回でも伝えさせて下さい。素直が私の取り柄だから」





そう言って笑った私に初樹さんはもう一度キスをした。
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