社長室に呼び出されたら、溺愛生活が待っていました
そして、やっと口を開いてくれたと思えば、出てきた言葉は衝撃だった。

「冗談だと思われても仕方ないかもしれないが、事実だ」

社長の瞳に私が映っているのが分かった。




「君を愛しているから……と言ったら信じてくれるのか?」




意味の分からない提案に意味の分からない状況。

それでも勝手に頬は赤くなってしまうようで。

私の真っ赤の顔を見て、社長が少しだけ笑う。



「可愛いものだな」



この人のこの余裕はどこからくるの……!?
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