【完結】国宝級イケメンの華道家は、最愛妻への情愛が抑えられない。


 サクラさんに挨拶をしてお義母様と一緒に帰宅した。家に上がってもらい、私は着替えをしに自室に行く。
 自室でサマーニットとキャミワンピースに着替えをしてからリビングに戻った。

 私が着替えをしている間に、お義母様は病院へ連絡をしてタクシーも呼んでくれたらしい。


「体調は大丈夫? 気持ち悪いとか吐きそうとか」

「今は大丈夫です。タクシーも手配してくださってありがとうございます」

「全然。義理とはいえ、大切な娘なんだもの……あ、タクシー来たみたいね。行きましょう」


 家を出ると本当にタクシーが来ていて行き先を言うと出発した。


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