【完結】国宝級イケメンの華道家は、最愛妻への情愛が抑えられない。
「わかりました。その縁談お受けいたします」
「そ、そうか。よかった! じゃあ先方に連絡しよう、また詳細が決まったら教えるから」
それだけ言ってお父さんは冷めてしまったお茶を飲み、片付けるとお母さんを連れて居間から出て行った。
「縁談、かぁ……」
呟いてお茶を一気に飲むと居間から自分の部屋に移動した。
部屋に入ると、ベッドにダイブをして「うー」と言いながら唸ってバタバタさせていれば兄がお風呂が空いたと呼びにきたのでお風呂に入った。