【完結】国宝級イケメンの華道家は、最愛妻への情愛が抑えられない。



 こんなの初めてで幸せを感じていると、デセールが出てきた。小さなフルーツタルトとプレートには【happy wedding】とチョコペンで書いてあった。


「可愛い、美味しそう!」

「百合ちゃんこういうの好きだと思って」

「好きです、嬉しい。ありがとうございますっ」


 ナイフを使って食べやすく切って口に入れるとバターが香るクッキー生地とフルーツの甘さがとても相性が良くてパクパク食べてしまった。

 完食してナプキンで口元を拭いていると、視線を感じた。     

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