【完結】国宝級イケメンの華道家は、最愛妻への情愛が抑えられない。




「ふっ、郁斗さ……っ!」

「綺麗だ。まるで花の精のようだ」


 ちゅっちゅっと水音を立てながらブラジャーのホックを外す。
 思わず手で隠そうとしたが、彼の手に阻まれ下着姿で手を上げている状況になる。当たり前だが、こんな姿見せたことないから恥ずかしくてたまらない。


「そんなに、直視しないでっ」


 そう願うが、視線はこちらを向いてそれどころか胸の頂を彼の手が優しく触れ、その周りを円を描くように丸く触れられた。


「あっ……っぁん……やっ……ぅ」

「可愛い声だ」


 自分でも聞いたことのない淫らな声と息が出て、口を噤む。だけど、郁斗さんは胸の頂をつまんだりして刺激をする。そして口を近づけると、唇で甘噛みをした。


「ひゃっ……ぁ!」


 舌を使い頂を転がしていった。片方の手が空いたことで彼は下着に触れた。

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