【完結】国宝級イケメンの華道家は、最愛妻への情愛が抑えられない。
「ゆっくりしていこう」
彼は私が痛そうにしている痛くなくなるまでくっついて抱きしめてくれた。だからか段々と気持ちよくなっていき、甘い声が出てしまうくらいになった。
「……大丈夫?」
「う、んっ」
「良かった。もう少しで全部はいるから」
そう言ってすぐに全て入ったようで奥に何か当たっているのがわかる。ほっとしていると、繋がってずっと抱きしめられていたが彼は動き出した。
「あっ……ん」
「百合っ、たくさん、俺で感じてっ」
「はっ……ぁんっ……ふ」
出し入れされるたび、ぷちゅぷちゅと水音がしてきた。激しく郁斗さんは腰を動かしていくと、快感の波に飲まれそうになる。
「あっ……っぅ百合、愛してる」
彼の甘い声と同時に目の前が真っ白に染まった。そして、彼から欲情が私の中に放たれた。
それと同時、そこから先の記憶はない――覚えているのはただ幸せという感情だ。