甘い夜更け。朝を憎んだ。
一章
甘い蜜
「興味なんか全然無いって冷めた目で抱かれるの、たまんない」
よく分かんない女、と言っても学園の女子生徒なんだけど。
さして関係が深いわけでもなく、
この女の交友関係すら俺は知らないし、興味が無い。
そもそもあるわけないだろ。
お前らが俺を求めるから応えてるだけ。
いちいち拒否んのも面倒だし。
生徒会長として、そのほうが都合がいいからそうしてるだけだ。
もう謙遜したってどうしようもないくらい、
俺は自分の容姿について、理解している。
中学くらいまではどんなに容姿やスタイルを褒められようと、
周りとおんなじように「そんなことないよ」って曖昧な笑顔を張り付けていた。
でも毎日鏡を見ていれば、
他人と過ごす時間が長くなればなるだけ、
自分の容姿は周りとは違うんだ、って嫌でも認識せざるを得ない。
女好きのする顔。体。
言ってしまえばそれだけのことなんだけど。
よく分かんない女、と言っても学園の女子生徒なんだけど。
さして関係が深いわけでもなく、
この女の交友関係すら俺は知らないし、興味が無い。
そもそもあるわけないだろ。
お前らが俺を求めるから応えてるだけ。
いちいち拒否んのも面倒だし。
生徒会長として、そのほうが都合がいいからそうしてるだけだ。
もう謙遜したってどうしようもないくらい、
俺は自分の容姿について、理解している。
中学くらいまではどんなに容姿やスタイルを褒められようと、
周りとおんなじように「そんなことないよ」って曖昧な笑顔を張り付けていた。
でも毎日鏡を見ていれば、
他人と過ごす時間が長くなればなるだけ、
自分の容姿は周りとは違うんだ、って嫌でも認識せざるを得ない。
女好きのする顔。体。
言ってしまえばそれだけのことなんだけど。
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