甘い夜更け。朝を憎んだ。
「蜜くん、やっぱりアレに無関係なんかじゃないんでしょ?」
「なんのこと?こんな粒みたいな写真見せられたって意味不明なんだけど」」
「私には分かるよ」
「来栖だからでしょ。撮影した本人は肉眼で確認してるから知ってんだよ。なんにも知らない人がそんなボヤけた粒みたいな写真見せられて判別できると思う?」
言いながら、だんだんと面倒だな、という気持ちが湧いてきた。
来栖は相当にしつこい。
なんで急にしつこく絡んでくるようになったのかは理解できない。
でも何を言ったって、これ以上は引き下がらないだろう。
何をどう言ったって、正真正銘の言い訳にしかならない。
「ダサい」を更新していく自分自身も、もう面倒だった。
「蜜くん…」
「″あの事件に俺が関与してた現場を押さえた、そんなのは来栖の決めつけだ″…って言ったって意味なんかないだろうから誤魔化さないけどさ。現場を見てない人がこの写真を見せられたって意味不明だろ?」
「認めるんだ?」
「てかなんで写真なんか撮ってんの?きみもストーカーなの?」
「なんのこと?こんな粒みたいな写真見せられたって意味不明なんだけど」」
「私には分かるよ」
「来栖だからでしょ。撮影した本人は肉眼で確認してるから知ってんだよ。なんにも知らない人がそんなボヤけた粒みたいな写真見せられて判別できると思う?」
言いながら、だんだんと面倒だな、という気持ちが湧いてきた。
来栖は相当にしつこい。
なんで急にしつこく絡んでくるようになったのかは理解できない。
でも何を言ったって、これ以上は引き下がらないだろう。
何をどう言ったって、正真正銘の言い訳にしかならない。
「ダサい」を更新していく自分自身も、もう面倒だった。
「蜜くん…」
「″あの事件に俺が関与してた現場を押さえた、そんなのは来栖の決めつけだ″…って言ったって意味なんかないだろうから誤魔化さないけどさ。現場を見てない人がこの写真を見せられたって意味不明だろ?」
「認めるんだ?」
「てかなんで写真なんか撮ってんの?きみもストーカーなの?」