溺れて、絆される
夜のファミレス。
洸介のギャハハハーーーッ!!!という、大爆笑が響いている。
「そんな笑わないで……!//////」
莉瑠が恥ずかしそうに、顔を赤らめている。
「そうだよ、そこまで笑うことないだろ?
リルルはただ、勘違いしてただけなんだから」
その隣で、英琉が洸介を睨んでいた。
「だって…俺が、英琉を好きって……
あり得ねぇ〜(笑)
あー、ダメだ…腹痛い…(笑)」
「だ、だって!いつも一緒だし…
洸介くん、エルルに抱きつくし…」
「それは!親友としてだろ?(笑)」
「………」
「“そうゆう意味で”莉瑠のことも、好きだぞ?」
「うん」
「つか!
もし俺が男好きだったとしても、英琉はタイプじゃねぇし(笑)」
「そうなの?」
「あぁ(笑)
そうだなぁ〜シュンみたいな奴が良い!」
「そっか!」
「それに!俺だって好きな女くらいいるし」
「うん。
……………ん?誰!?」
「教えな〜い!」
「えー!」
洸介は、頬を膨らませる莉瑠を微笑ましく見つめた。
それから――――莉瑠がトイレに向かい、英琉が洸介を見据えた。
「洸介」
「ん?」
「さっき言ってた、洸介の“好きな女”って、莉瑠だろ?」
「んー?内緒!」
「やっぱそうだな」
「何も言ってねぇだろ?」
「何年、洸介を見てきたと思ってる?
20年近く、ずっと洸介を見てきたんだ。
洸介の考えてることなんて、だいたいわかる」
「………そう…だな(笑)
英琉は、ずっと傍にいてくれたもんな」
「あぁ」
「“あの時は”ウザいと思ってたが…
今思うと……英琉がいたから、今の俺があるんだと思ってる。
英琉に、救われた。
莉瑠の親父さんに言われたが……
俺はほんと……“良い幼なじみを持った”
ありがとな!」
「あぁ!」
英琉と洸介が微笑み合っていると、莉瑠が戻ってきて「あー!また!意味深に見つめ合ってる!」と英琉を自分の方に引き寄せ、洸介を睨んだ。
「洸介くん、ダメ!」
「フフ…!
そんな怒んなって!(笑)」
ケラケラ笑う洸介に、英琉も笑っていた。
そしてそれにつられて、莉瑠も笑うのだった。
洸介のギャハハハーーーッ!!!という、大爆笑が響いている。
「そんな笑わないで……!//////」
莉瑠が恥ずかしそうに、顔を赤らめている。
「そうだよ、そこまで笑うことないだろ?
リルルはただ、勘違いしてただけなんだから」
その隣で、英琉が洸介を睨んでいた。
「だって…俺が、英琉を好きって……
あり得ねぇ〜(笑)
あー、ダメだ…腹痛い…(笑)」
「だ、だって!いつも一緒だし…
洸介くん、エルルに抱きつくし…」
「それは!親友としてだろ?(笑)」
「………」
「“そうゆう意味で”莉瑠のことも、好きだぞ?」
「うん」
「つか!
もし俺が男好きだったとしても、英琉はタイプじゃねぇし(笑)」
「そうなの?」
「あぁ(笑)
そうだなぁ〜シュンみたいな奴が良い!」
「そっか!」
「それに!俺だって好きな女くらいいるし」
「うん。
……………ん?誰!?」
「教えな〜い!」
「えー!」
洸介は、頬を膨らませる莉瑠を微笑ましく見つめた。
それから――――莉瑠がトイレに向かい、英琉が洸介を見据えた。
「洸介」
「ん?」
「さっき言ってた、洸介の“好きな女”って、莉瑠だろ?」
「んー?内緒!」
「やっぱそうだな」
「何も言ってねぇだろ?」
「何年、洸介を見てきたと思ってる?
20年近く、ずっと洸介を見てきたんだ。
洸介の考えてることなんて、だいたいわかる」
「………そう…だな(笑)
英琉は、ずっと傍にいてくれたもんな」
「あぁ」
「“あの時は”ウザいと思ってたが…
今思うと……英琉がいたから、今の俺があるんだと思ってる。
英琉に、救われた。
莉瑠の親父さんに言われたが……
俺はほんと……“良い幼なじみを持った”
ありがとな!」
「あぁ!」
英琉と洸介が微笑み合っていると、莉瑠が戻ってきて「あー!また!意味深に見つめ合ってる!」と英琉を自分の方に引き寄せ、洸介を睨んだ。
「洸介くん、ダメ!」
「フフ…!
そんな怒んなって!(笑)」
ケラケラ笑う洸介に、英琉も笑っていた。
そしてそれにつられて、莉瑠も笑うのだった。