いつまでも
第二章
side優愛
次の日、朝練を終えて学校へついた
今日はなんの仕事もないから特進コースの棟へ蒼、爽汰、誠と向かった
あっ、もちろん夏鈴と優菜も一緒だよ
「優愛、私ちょっと職員室に用があるから先行ってて」
優菜が昇降口に入ったときに言った
「待って優菜
あたしもプリント出さなきゃいけないんだった」
夏鈴も優菜を追いかけて行って私は1人残された
男子組は先行っちゃったし
ゆっくりと上履きにはきかえて教室に入った
反応は2つ
芸能人である私が来て嬉しそうなどよめきと、
また来たよ…っていう絶対によく思われてないようなどよめき
そう、私はあまり特進クラスではよく思われていないのだ
進学校である聖蘭の特進クラスクラスにいるのに何バカらしいことしてんだって感じだけど