いつまでも
そう言った蒼の声と表情がかたい

「うん……」


並んで座っていた蒼と優翔の向かいにすわる


「うん、まあ単刀直入に言ったほうがいいよな」


え?何を?

「優愛、麗華にいじめられてるだろ」


私は目を見開いた

うっそ!バレてたの!?

でも、夏鈴と優菜がいるとやめるけど蒼がきても特になんもなかった気がしないでもない


「なんで…?」


「ずっと気づいてたんだよ

でも、俺が介入したらもっとこじれると思ったから

何か暴力がふるわれるようなことがあったらさすがに行こうと思ってたけど」


「優愛、麗華のこと知ってるか?」

ん?

優翔に聞かれて首をかしげる

「優愛と麗華は昔会ってるんだよ」


は…?

「つまりこういうこと」












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