いつまでも
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「そういうことだったんだ…」
「あぁ……
知らなかったんだな」
そう言った優翔の顔が苦しそうにゆがんたのが分かった
「でも、大丈夫だよ
夏鈴と優菜が一緒にいたら何もやられない
多分負けたけどほんとに実力不足だったって分かってるんだよ
私は1対1だったし落ちるのは1人だけっていうプレッシャーもあったと思うから」
「フッ
優愛らしいな
それに、俺がほんとに気づいたのは正直言って今日になっちまったけど、前からうすうす気づいてたんだよ
今日の朝、確信に変わって優翔さんに聞いてみたんだ
橘家1番の情報網だからね」
えーー!?
蒼知ってたの!
「そうそう、今日いきなり水谷麗華って知ってるか?って電話かかってきて何かと思ったら優愛がどうだとか言われたから知ってた情報がほんとか確かめるために午前中はずっと調べてたんだよ」