いつまでも
第三章

side優愛

2ヶ月ほど経ち、いよいよグランプリシリーズのために出国する前日となった



早めに練習を切り上げて、部屋でパッキングをする



ユーチューブにしようかなと思って紹介動画を撮りながらにした


このあとは金平糖の精になりきれるようなメイクも動画にしてみた


まあ、あんまうまくいかなかったから動画じゃなくてネットに写真をあげるだけになるかもしれないけど



「優愛〜?

準備できた?」

隣の部屋で同じように準備していた優菜が入ってきた

「うん、ほとんど終わったよ

後はお風呂に入って、化粧品とコスメ入れるくらいかな


でも、コスメは忘れそうだから明日はいつもと違うコスメでいっか」


「そう大丈夫そうね

クレンジングシートとモバイル充電器忘れずにね


あと、コンセント合わせるやつ


多分大丈夫だけど、たまに合わないところあるから

この前渡したでしょ?」

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