詩に恋を
-授業中。


私は今、屋上。


たまに私は授業をさぼって屋上へ行く。


私が学校で1番好きな場所。


いつも私1人しかいないこの屋上に、


爆睡している男子がいた。


そう、村里君だった。


「…偶然。」


私は、わかんないけど嬉しかった。


顔は大人っぽいのに、寝顔はすごく幼い。


その寝顔に見覚えがあった。


なんだか、この寝顔を見たのは


初めてじゃない気がする。


もしかして、私たち…会ったことある?


…やっぱありえないよね。


もし本当に会ったことがあるなら、







-運命?


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