詩に恋を
大きなショックを受けてから、
もう1ヶ月が過ぎた。


球技大会の季節。


私はあれから亜紀と紗希に
蓮君と話したことを全部話した。


2人は励ましてくれた。


だけど私の心の傷はまだ深い。


こんなに引きずってる自分が嫌。


「愛理~、次なんの練習?」


「バレーだよ!蓮君は~?」


「俺ら野球!頑張れよ!」


私たちはいつの間にか
お互い名前で呼ぶような仲になった。








「疲れた~。」


「球技大会まで1週間きったね!」


「2-B優勝しよ~!!」


「あっ、私体育館にタオル忘れたから
取りに行ってくるね!先帰ってて!」


私は忘れ物を取りに体育館へ向かった。
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