可愛い私は同級生のイケメンたちに溺愛される
「おはよう。利香。」

「おお!おはよう!今日も可愛いね。」

笑顔で利香は言う。

「知ってる。」

利香は私の親友で、1番の理解者だ。

逃げるように、中学校から遠い高校を選んだ私を追いかけるようにして、ついて来てくれた。

感謝しても仕切れない。

チャイムがなったと同時に先生が入ってきた。

「1時間目始めるぞ〜席に戻れ〜」

席に座る。

私の席は、窓際の一番後ろだ。

最高の席。

でも隣のやつは最悪なやつ。

ガラガラ
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