可愛い私は同級生のイケメンたちに溺愛される
ー放課後ー

「着いた〜」

そこには見慣れたレストランが見える。

「久しぶりだな…」

「確かに!最近来てなかったもんね!どうぞ入って!」

そう言って、利香はドアを開ける。

ドアを開けた途端、美味しそうな匂いがした。

(何を作ってるんだろう)

そんなことを考えながら、カウンターに向かう。

カウンターの横の小さなドアを開けると、

(懐かしい…)

私の思い出の部屋である、休憩室に着く。

(小学生の時、よくここで泣いてたっけ…)

大きなソファ座り、昔のことを思い出す。

すると、裏のドアから利香のおじさんが出てきた。

「おじさん!!連れてきたよ!」

利香のおじさんはニコッと優しい笑顔を浮かべ、

「久しぶり。元気にしてたかい?」

と優しい声で言う。

(あぁ…暖かいなここはずっと…)

顔がどんどん熱くなる。

泣きそうになる目を擦り、笑顔で

「久しぶり!おじさん。よろしくね!」

と元気よく答えた。
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