小羽根と自由な仲間達
第12章
萌音先輩の、知られざる趣味(?)が明らかになった、翌日。
部室に行くと、そこでは異様な光景が広がっていた。
「ふんっぬぅぅ〜…。はぁ、はぁ…。今何回…!?」
「まだ20回ですよ」
「李優、助けてー。萌音腹筋出来ない」
「お前、それでよくこれまで体育の授業受けてこられたな…」
何故か、先輩方が全員、体育の時に着る体操着を着用して。
部室の机と椅子を全部、壁側に寄せ。
床に大きめの体操マットを敷いて。
その上で、まほろ部長が腕立て伏せを。
一方、萌音先輩が腹筋運動を行っていた。
…僕がいない間に、この部活は筋トレ部と化してしまったのだろうか。
部室に行くと、そこでは異様な光景が広がっていた。
「ふんっぬぅぅ〜…。はぁ、はぁ…。今何回…!?」
「まだ20回ですよ」
「李優、助けてー。萌音腹筋出来ない」
「お前、それでよくこれまで体育の授業受けてこられたな…」
何故か、先輩方が全員、体育の時に着る体操着を着用して。
部室の机と椅子を全部、壁側に寄せ。
床に大きめの体操マットを敷いて。
その上で、まほろ部長が腕立て伏せを。
一方、萌音先輩が腹筋運動を行っていた。
…僕がいない間に、この部活は筋トレ部と化してしまったのだろうか。