マジックキャンディー
「あれ?」

確か、ポケモンキャンディーは割れるといけないからって
タオルにくるんで、しまったはず。。。。
ない、タオルの中を見ても、’どこにもなかった。

「じゃーあの七色キャンディーは?」
かばんのどこをあさっても、どこにも
キャンディーはみつからなかった。

やっぱ、夢だったんだな。。。
ジェットコースターで気絶?それともちょっとの間に
夢でも見ちゃったのかな?
ははは。
まーいいか、忘れるとしよう。。。

「ちょっとーあきら、何ボサーッと歩いてんの?
ほら、行くよ!!まだまだ時間あるんだから、楽しまないと!」

美晴がうれしそうに、はしゃいでいた。
いつの間に買ったのか、美晴は
ミッキーマウスの耳方カチューシャを
頭にしていた。

私は、その後も1日中、私が、気を失って訪れた
あのキャンディー屋さんのことが
頭から離れることはなかった。

幸恵に話そうかどうか、迷ったけれど、
私は、黙っている事にした。

キャンディーも無いわけだし、、、











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