溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
目立つためには
私がおかゆなどをつくっていたときに、外からタッタッタッという足音が聞こえた。
だ、誰かな.....?
私は警戒しながら、ドアを開く。
出てきたのは___
「藍!?」
「藍ちゃん!?」
朝火さんと白夜さん!?
な、なんでここがわかって.....!?
私は驚きすぎて、しばらく固まっていたけれど、すぐに奥の蒼葉さんがいるベッドに戻った。
「蒼葉さんっ!ばれちゃいました......」
蒼葉さんは起きていたらしく、私の言葉に眉をひそめた。
「本当か?」
そう言いつつ、ドアに目を向けて、朝火さんと白夜さんを視界にとらえたのか、はぁっと重苦しいため息をつく。
「朝火と白夜か......仕方ない」