溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
「大丈夫。どこも痛くないし、食欲もある」
経過は順調なようで、安心した。
とりあえず、食欲があれば回復しやすくなるから。
「私が来たせいで、起こしてしまいましたよね......すみません。おやすみなさ___」
「待って。寝るまでいてくれないか?」
私に?
別に嫌なわけじゃないけど、私なんかでいいのかな......?
「わかりました。」
そういって、ベッドの近くの椅子に座る。
蒼葉さんもベッドに横になった。
「......あのさ」
ぽつり、と。
蒼葉さんが話し始めたので、耳を傾ける。