溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
「そうなんだ。嬉しいな。これからも、silentをよろしくね」
朝火さんのかわりに光さんが答えた。
一歌ちゃんはもう、顔が真っ赤!
耳まで赤くなって、熱があるんじゃないかってぐらい。
「い、一歌ちゃん?大丈夫?」
「も、もう無理っ.......!いつも、一緒にいる友達が推し作家さんで、そのつながりでsilentに会えるとか......。夢としか思えないっ」
一歌ちゃんはまだ、顔を赤くしながら、私の真正面を見てくる。
「でも。衝撃的な内容だったけど、藍ちゃんが話してくれて本当によかった。ありがとう」
「わ、私こそ!隠していてごめんね」
なんだか、今、いつもよりも心が通じあえた気がする。
絆が深まったみたいで嬉しいな。
これからも、一歌ちゃんと、いい関係を築けていけますように。
私はそっと、神様にお願いした。