溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
「こっちの掃除を手伝ってほしいの」
その言葉に違和感を覚えた。
土曜日で部活とか、委員会もないのに掃除?
なんでだろう......?
そういう、集まりとかがあったのかもしれない。
きっと、そうだよね。
そう思いつつ、私は女子生徒についていく。
彼女が入っていったのは、教室だった。
私も入ると、中には複数の女子生徒がいた。
「連れてきた?」
「連れてきたわ。ほんと、掃除なんて馬鹿みたいな理由に、よく騙されたわね」
やっぱり。
なんだか、違和感があったんだよね。
だけど、後悔しても遅かった。