溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
文化委員会
「次、数学?」
そう一歌ちゃんに聞かれて、頷くと、えぇ〜と返ってくる。
「数学かぁ、わからないところがあるんだよなぁ」
「どこがわからないの?教えてあげよっか?」
私がそういうと、一歌ちゃんは泣きそうな表情ですがりついてくる。
「神様、女神様、藍さまぁ〜!神ですっ!」
「い、勢いがすごいね.....。」
一歌ちゃんの勢いに気圧されていると、教室に誰かが入ってきた。
「悪い、楠木か春風。文化委員会の資料を渡してきてくれないか?ちょっと、手が離せなくて」
そういってきたのは、社会の先生。
そして、先生が持っていたのは見るからに多い、資料の山。
えぇ、文化委員会の方々はこんな量の仕事をこなしているんですかっ.....!?
重労働すぎますっ......!
「お願いだ、どっちか行ってくれないか!?」