溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
「これ、アイの文章だろ!」
「完全一致してるね......」
「......なんでだ?」
口々にみんな、アイの文章だと言うなか、リーダーの光がにやっと口の端を上げた。
「僕、良いこと考えちゃったかも。もし、本当に藍さんって人が、作家・アイならさ___」
光の考えを聞いて、みんながおもしろそうに同意した。
俺は、藍の負担を考えるとあまり、やらせたくなかったけれど、渋々同意した。
こんなことをさせたら、藍と他のメンバーが関わる時間も増える。
きっと、惚れるやつも出てくるかもしれない。
本当は嫌だけど......。
一緒にいる時間も増える。
「よし、朝火、藍さんと知り合いなら、明日相談してみてくれ」
「わかった」
俺は明日への期待を胸に心を踊らせた。