溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
やっぱり、ノート、読まれてたんだ......?
「......天才作家か」
そういったのは無口で有名な、緑色担当の蒼葉さん。
だから、天才作家っていうあだ名は過大評価しすぎなんです......。
「これから、よろしくねっ!藍ちゃん」
かわいらしい笑顔で言ってくれたのは、白色担当の白夜さん。
よろしくって、どういうことだろう.....?
私はノートがほしくて、ここに来たんだけど......。
「藍、ノートは返す」
最後に赤色担当の神宮寺朝火先輩___もとい朝火さん。
『ノートは返す』の”は”ってなに?
「わ、私、ノートだけ返してもらえたら、それで......」
「ん?だめだよ、帰ったら?」
にこにこの笑顔で白夜さんが言ってくれるけど、逆にそれ、怖いです......。