溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜



 んんっ......ここは、どこだっけ?

 私、なにをして___そうだっ!

 文化委員の仕事をしようとして、寝てしまったんだった。

 なんて失態......!穴があったら、入りたいっ........。



 「おはよう、眠れた?」



 一人で焦っていたら、上から声がふってきて、驚いて顔を上げる。

 声の人物は白夜さんだった。



 「気持ちよさそうに寝ていたものだから、起こせなかったよ〜!よく眠れた?」



 「ね、眠れはしましたけど、仕事が......!」



 顔面蒼白になる私を見て、白夜さんはふふふっとおもしろそうに笑う。



 「大丈夫だよ、そんなに焦らなくても。今日中の仕事じゃないし、明日も明後日もできるからね」



 「でも、私、かなりの時間居座ってしまったんじゃ......!?」



 眠ってたってことは、かなりの時間、ここにいたってことだ。
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