溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
さすがに無理だよっ!
「ごめんね......女子が泊まるとは思ってなかったから.......」
申し訳なさそうに謝ってくる白夜さんを見て、嫌だと言い出せなくなってしまった。
.............もう、心を決めるしかないっ!
「だ、大丈夫です!」
「ほんと?」
心配そうに見てくる白夜さんに微笑みかけながら、頷いて見せる。
「はい!」
「よかった。嫌だったら申し訳なかったし.......」
嫌っていうか、恥ずかしいだけから、私が耐えていればいい話だ。
そうやって話していると部屋についた。
こ、ここも、広い.......!
「僕はまだ、配信があるから一旦戻るけど、藍ちゃんは夜ご飯を適当に作って、食べていてくれてもいいし、なにをしてもいいよ」
「は、はい!ありがとうございます」
白夜さんは忙しそうに戻ってしまった。