溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
私達は寝るためにベッドに入ったわけなんだけど......距離が近い!
す、すごい近い.....!
こんなに近いなんて聞いてない!い、嫌なわけじゃないんだけど!
しかも、私は真ん中だから、左右に朝火さんと、白夜さんがいて、ドキドキする。
うう、寝れる自信がありません......!
「藍?眠れないのか?」
そんな私を見かねてか、朝火さんが心配そうに聞いてくれる。
ね、眠れないのはみなさんがいて、落ち着かないからです......!
そんなことを言えるはずもなく。
「い、いいえっ!さっきまで海斗さんのことで緊張していたから、目が覚めちゃって......!」
「そうか?眠れなそうだったら、言って」
朝火さん、優しいなぁ。
いつでも私のことを気遣ってくれる。
それにしても、他のメンバーはもう寝てしまったみたい。