溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
なんだか、この差でもやもやしてしまうのは、俺の心が狭いせいか......?
初めての嫉妬だから、わからねぇ......。
「___俺は、ね。批判されたときは、見てくれてるんだって思うことにしている。」
「見てくれている......?」
「批判するってことは、俺達の活動を見てくれていないとできないよね?だから、俺達の活動を見てくれてありがとうって思うようにしているんだ」
俺は息を殺しながら、二人の会話を聞いていたけれど、いつの間にか嫉妬心のせいで、立っていられないほどの怒りを感じていた。
俺だって___藍の役に立ちたいのにっ......!
もう覗き見するのはやめたほうがいいな.....俺の怒りが抑えられなくなる前に....。
俺は二人にばれないように、急いで部屋に戻った。