溺愛×5!〜国民的アイドルグループは私を溺愛したいみたいです〜
まあ、僕も白夜と同じでわかりやすかったんだろうな.....。
「ばれちゃったか。まあ、僕もだよ」
「ライバル増えてくなぁ......まぁ、藍ちゃんに惹かれない人なんていないんだけど」
「ライバルが”増えてく”って?」
僕は白夜しか知らないけど.....?
「だってね、僕、海斗と朝火が藍ちゃんのこと、好きだって知ってるから」
「ええ!?海斗と朝火もなの?知らなかった......。この勢いでいくと、蒼葉もだね」
「ええ〜これ以上ライバルは増えなくていいよ〜」
これだけは白夜に同意だ。
ライバルは少なくていい。
___選ばれるのが僕だと嬉しいな......。
そんな叶うかもわからない願いを抱えながら、僕は荷物を持った。