屋上少女と弱虫少年
8月14日
また会えたね
放課後の屋上で私はまた空を見上げていた、、、、、、春琉くんが来るのを待って。
ーキィー
私はすぐにドアの方を向いた。
「優季」
そこには笑顔の春琉くんがいた。
「春琉くん、待ってたよ!」
私は笑顔でそう言った。
春琉くんはびっくりした顔をしながらおかしそうに笑った。
「来るかも分からないのに?」
春琉くんは笑いながら言った。
私は春琉くんの目を見て微笑み、
「春琉くんなら来てくれるでしょ?」
そう言った。
春琉くんなら絶対に来るって思っていたから。
春琉くんは少しびっくりしながら。
「そっか」
と笑顔で言った。
そして私が座っている横に腰を下ろした。
びっくりしていたら春琉くんは空を見上げて。
「夕焼けって綺麗だよね」
と私に問いかけた。
私はなんて言おうか迷ったが初めてあった日の会話を思い出した。
空が好きって言っちゃったよね。
じゃあ、、、、、、
「そうだよね!!私夕焼けが好きなんだ」
「そうなんだね、夕焼けってさ太陽が沈むともうその日は見れないじゃん、それってなんか人の人生が終わったのと似てるね、あーあ、僕も夕焼けみたいに消えたいな、、、」
春琉くんは最後は声が少し小さかったし震えていた。
それでも私の耳にはその言葉は届いていた。
やっぱり春琉くんは何か抱えているんだ。
踏み込んでいいのか分からなかったがとても思い詰めたような顔をしていたので踏み込んでみることにした。
「春琉くん、、、、なにかあったの、?」
「あ、えっと、、、」
困ったような少し寂しさがあるような表情をしていた。
私はお節介かなと思いながらもこう言った。
「春琉くん、無理にとは言わないよ。でもその気持ち私に話して欲しいな。力になれるか分からないけど話してみたら意外と楽になるかもよ」
私は春琉くんの目を見て微笑みながらも真剣に言った。
春琉くんは驚いたような顔をして。
「優季、ありがとう」
と少し困ったように微笑みながら決心したような表情になり私は春琉くんの言葉を待っていた。
「俺さ、、、、、、クラスで孤立してるんだよね、」
そう悲しそうに言った。
私の勘は当たっていた。私と一緒。
やっぱりかと思いながらも次の言葉を待つ。
「1人が怖いんだ、クラスの輪に馴染めないし、親には友達できた?って言われて嘘ついちゃったし、僕怖いよ、、、」
と唇を噛み締めながら言った。
そして我に返ったように
「、、、、、、ごめん、こんな話して」
と無理したように微笑みながら言う。
春琉くんの気持ち、迷惑じゃないのに。
私は微笑みながら
「ううん、いいんだよ、話せただけでも偉いよ」
私は誰にも話せなかったんだから。
そう思いながらなにか解決する方法、、、と考え、出た考えを言ってみた。
「じゃあ、話しかけてみるのはどうかな、、、?」
少し不安になり声がどんどん小さくなってしまったが春琉くんにはちゃんと聞こえていたみたいで春琉くんは困りながらも
「いや、僕人見知りで、、、直したいんだけどね」
そう言い少し悲しそうに言った。
私と一緒だな、そんなことを思いながらも
「別に無理に直さなくてもいいんじゃないかな?私も人見知りだし!」
と少し重かった空気を無くそうと明るく言った。
春琉くんは苦しそうに笑った。
私は思った。
春琉くんを私と同じ目に合わせてもいいの、?
ーダメだー
そう思ったが、考えが出てこない。
だけど私に出来ることはひとつある。
「でも春琉くんの好きにしたらいいと思うよ」
私ははるくんに微笑みながら言った。
春琉くんは驚いたような表情をした。
私は言葉を続けた。
「でもこのままでいいと思うならの話だけど。この状況を変えたいなら自分で行動するべきだと思うけど無理にとは言わないよ」
背中を押したつもりで言ったが
春琉くんは俯いていた。
やっぱりダメなのかな、私は出来ないままなのかなと落ち込んでいたら
「、、、、、、そうだよね」
そんな呟きが聞こえて
「え?」
急に言われてびっくりしてしまった。
そんな私を春琉くんは真剣な顔をしながら私の目を見て決心したように
「僕、、、、話しかけてみる」
そう言った。
私はホッしとしながらもこう言った。
「もし上手くいかなかったとしても私が居るからね。」
、、、、、、少しの間になってしまうけど。
そう思いながら言うと
春琉くんは嬉しそうに微笑みながら。
「ありがとう、優季」
-ドキッ-
、、、え?なんでドキドキしてるの??しちゃだめじゃん!!
そう思いあたふたしていると春琉くんが心配そうに私の顔を覗き込み
「大丈夫?顔赤いよ」
そう言ってきた。
、、、えぇぇぇぇぇっっ!!!私顔赤いの?!
これでもかっ!!ってくらいドキドキしていた。
私は照れ隠しをするように話題を変えようと時計を見たら
5時30分を過ぎていた。
「ってもう帰る時間だね!帰ろっか」
まだ火照っているだろう顔を向けないように時計を見ながら言った。
「あ、そうだね、優季一緒に帰ろ?送るよ」
「、っえ、、、?」
しまった、心で呟いたつもりだったのに声に出てしまった。
帰りたい、、、帰りたいけど、、、!そう思っていると心配そうに春琉くんがこちらを見て
「どうした??」
と問いかけてきた。
私は少し震えながらも笑顔で
「う、ううん、帰ろっか」
そう言うと春琉くんは微笑み屋上の扉を開けて私を手招きした。
全然出ようとしない私を不思議そうに見た。
「、、、優季??」
「っあ!ご、ごめん、今行く!!」
そう言い心の中では焦っていた。
出れるかな、、、?と思いつつ屋上を出た。
「、えっ、、、屋上出れた、、、?」
びっくりした。
何度も何度も出ようと挑戦したのに出れなかった屋上。
なのに今は簡単に出れてしまったことにびっくりしすぎて声に出ていた。
「え?どういうこと?」
春琉くんは不思議そうにこちらを見て私に問いかけた。
ま、また声に出してしまった、!
「いや、なんでもないよ!!帰ろっか!!」
誤魔化すようにそう言った
ごめん春琉くん、私言えてないことがあるの、
そう思いながら学校をあとにした___
ーキィー
私はすぐにドアの方を向いた。
「優季」
そこには笑顔の春琉くんがいた。
「春琉くん、待ってたよ!」
私は笑顔でそう言った。
春琉くんはびっくりした顔をしながらおかしそうに笑った。
「来るかも分からないのに?」
春琉くんは笑いながら言った。
私は春琉くんの目を見て微笑み、
「春琉くんなら来てくれるでしょ?」
そう言った。
春琉くんなら絶対に来るって思っていたから。
春琉くんは少しびっくりしながら。
「そっか」
と笑顔で言った。
そして私が座っている横に腰を下ろした。
びっくりしていたら春琉くんは空を見上げて。
「夕焼けって綺麗だよね」
と私に問いかけた。
私はなんて言おうか迷ったが初めてあった日の会話を思い出した。
空が好きって言っちゃったよね。
じゃあ、、、、、、
「そうだよね!!私夕焼けが好きなんだ」
「そうなんだね、夕焼けってさ太陽が沈むともうその日は見れないじゃん、それってなんか人の人生が終わったのと似てるね、あーあ、僕も夕焼けみたいに消えたいな、、、」
春琉くんは最後は声が少し小さかったし震えていた。
それでも私の耳にはその言葉は届いていた。
やっぱり春琉くんは何か抱えているんだ。
踏み込んでいいのか分からなかったがとても思い詰めたような顔をしていたので踏み込んでみることにした。
「春琉くん、、、、なにかあったの、?」
「あ、えっと、、、」
困ったような少し寂しさがあるような表情をしていた。
私はお節介かなと思いながらもこう言った。
「春琉くん、無理にとは言わないよ。でもその気持ち私に話して欲しいな。力になれるか分からないけど話してみたら意外と楽になるかもよ」
私は春琉くんの目を見て微笑みながらも真剣に言った。
春琉くんは驚いたような顔をして。
「優季、ありがとう」
と少し困ったように微笑みながら決心したような表情になり私は春琉くんの言葉を待っていた。
「俺さ、、、、、、クラスで孤立してるんだよね、」
そう悲しそうに言った。
私の勘は当たっていた。私と一緒。
やっぱりかと思いながらも次の言葉を待つ。
「1人が怖いんだ、クラスの輪に馴染めないし、親には友達できた?って言われて嘘ついちゃったし、僕怖いよ、、、」
と唇を噛み締めながら言った。
そして我に返ったように
「、、、、、、ごめん、こんな話して」
と無理したように微笑みながら言う。
春琉くんの気持ち、迷惑じゃないのに。
私は微笑みながら
「ううん、いいんだよ、話せただけでも偉いよ」
私は誰にも話せなかったんだから。
そう思いながらなにか解決する方法、、、と考え、出た考えを言ってみた。
「じゃあ、話しかけてみるのはどうかな、、、?」
少し不安になり声がどんどん小さくなってしまったが春琉くんにはちゃんと聞こえていたみたいで春琉くんは困りながらも
「いや、僕人見知りで、、、直したいんだけどね」
そう言い少し悲しそうに言った。
私と一緒だな、そんなことを思いながらも
「別に無理に直さなくてもいいんじゃないかな?私も人見知りだし!」
と少し重かった空気を無くそうと明るく言った。
春琉くんは苦しそうに笑った。
私は思った。
春琉くんを私と同じ目に合わせてもいいの、?
ーダメだー
そう思ったが、考えが出てこない。
だけど私に出来ることはひとつある。
「でも春琉くんの好きにしたらいいと思うよ」
私ははるくんに微笑みながら言った。
春琉くんは驚いたような表情をした。
私は言葉を続けた。
「でもこのままでいいと思うならの話だけど。この状況を変えたいなら自分で行動するべきだと思うけど無理にとは言わないよ」
背中を押したつもりで言ったが
春琉くんは俯いていた。
やっぱりダメなのかな、私は出来ないままなのかなと落ち込んでいたら
「、、、、、、そうだよね」
そんな呟きが聞こえて
「え?」
急に言われてびっくりしてしまった。
そんな私を春琉くんは真剣な顔をしながら私の目を見て決心したように
「僕、、、、話しかけてみる」
そう言った。
私はホッしとしながらもこう言った。
「もし上手くいかなかったとしても私が居るからね。」
、、、、、、少しの間になってしまうけど。
そう思いながら言うと
春琉くんは嬉しそうに微笑みながら。
「ありがとう、優季」
-ドキッ-
、、、え?なんでドキドキしてるの??しちゃだめじゃん!!
そう思いあたふたしていると春琉くんが心配そうに私の顔を覗き込み
「大丈夫?顔赤いよ」
そう言ってきた。
、、、えぇぇぇぇぇっっ!!!私顔赤いの?!
これでもかっ!!ってくらいドキドキしていた。
私は照れ隠しをするように話題を変えようと時計を見たら
5時30分を過ぎていた。
「ってもう帰る時間だね!帰ろっか」
まだ火照っているだろう顔を向けないように時計を見ながら言った。
「あ、そうだね、優季一緒に帰ろ?送るよ」
「、っえ、、、?」
しまった、心で呟いたつもりだったのに声に出てしまった。
帰りたい、、、帰りたいけど、、、!そう思っていると心配そうに春琉くんがこちらを見て
「どうした??」
と問いかけてきた。
私は少し震えながらも笑顔で
「う、ううん、帰ろっか」
そう言うと春琉くんは微笑み屋上の扉を開けて私を手招きした。
全然出ようとしない私を不思議そうに見た。
「、、、優季??」
「っあ!ご、ごめん、今行く!!」
そう言い心の中では焦っていた。
出れるかな、、、?と思いつつ屋上を出た。
「、えっ、、、屋上出れた、、、?」
びっくりした。
何度も何度も出ようと挑戦したのに出れなかった屋上。
なのに今は簡単に出れてしまったことにびっくりしすぎて声に出ていた。
「え?どういうこと?」
春琉くんは不思議そうにこちらを見て私に問いかけた。
ま、また声に出してしまった、!
「いや、なんでもないよ!!帰ろっか!!」
誤魔化すようにそう言った
ごめん春琉くん、私言えてないことがあるの、
そう思いながら学校をあとにした___