屋上少女と弱虫少年
8月19日
言えない朝 春琉
ージリリリリー
、、、、ふわぁ、、。
ん、もう朝か、??
目を擦りながら携帯を見る。
8月19日、、、、
、!優季の誕生日だ、!!
僕はすぐにベットから降り、リビングに行く。
ーガチャー
「あら春琉、今日は早いのね。」
お母さんがご飯を作りながら言う。
「おはよう、今日は早めに学校行きたくて。」
僕は椅子に座りご飯を待つ。
お母さんはご飯を作り終え、テーブルに置き、僕の目の前の椅子に座る。
黙々と食べていると
「でも良かったわ」
、、、、?
何がだろう?
「最近は笑顔が増えてるわね。」
え、?
「前まで元気なくて心配だったのよ。」
、、、、やっぱり親って子どものことお見通しなんだな、、、。
でも自分でも思う。
優季に出会ってから毎日楽しくなって、お母さんにも学校の話沢山してたし。
「友達、、光さんの話も最近は話してくれてるし。お母さん嬉しいわ」
僕に微笑みながら言う。
やっぱり心配させてたよね、、、。
正直に言うか、。
そう僕は決意した。
「お母さん。」
僕は真剣に言う。
「どうしたの?」
お母さんは心配そうに言う。
「僕ね、前は友達いなかった。」
そう言うと、お母さんは
「え?知ってたけど?」
「え?」
え、待って、知ってたって何?!
「親だから分かるのよ」
笑いながら言われた。
僕はびっくりしたが、
「いや、それも今言おうとしてたけど、この事じゃないんだよ。」
お母さんはびっくりしたような顔をする。
「僕さ、数日前に優季、、、友達に屋上出会ったんだよ。」
お母さんはびっくりしていた。
そうだよね。僕人見知りだしね
「で、その子に悩みとか話してた。それで光と友達になれたんだ。」
ここからは言いにくいけど、、、
「その優季は、、、僕しか見えてなかった。」
「そうなの、、、。」
「うん、。昼休憩に光が屋上に来て見えないって。それで優季には弟さんがいて、会いに行ったら亡くなってるって言われた。」
「そう、、、。」
「優季は幽霊だった。で、今日は優季の誕生日なんだ。」
お母さんは納得したように
「だから今日起きるの早かったのね。」
僕は頷く。
「だったら早く準備して学校行きなさい!!」
お母さんは急かすように言う。
「わ、分かってるって!」
ちょうどご飯が食べ終わったので準備をする。
「い、行ってきます!!」
お母さんは微笑みながら
「行ってらっしゃい。」
僕も笑顔を見せ、家を出る。
優季、待っててね。
ーガチャー
屋上のドアを開ける。
、、、居ない、か。
柵の方に行き、振り向き
「優季、、!!」
優季と呼んでそこで言葉が止まった。
そして柵の方に向き、空を見上げた。
会えないかもしれないけど直接言いたい。
そう思ったからだ。
なんか今日は会える気がする。
まぁ思うだけだけど。
今日は優季の誕生日なんだから。
優季には直接誕生日って伝えたい。
でもそれと不安もある。
優季に何かあるんじゃないか、と。
そんなに訳ないよな!!
僕は首を振り、
そう自分に言い聞かせた。
目を瞑り空を見上げてそんなことを考えていた。
不意に時計を見るともうホームルームが始まりそうになっていた。
教室に戻ろう。
また来るね。優季。
微笑みながら心の中でそう呟き、
屋上を後にした。
、、、、ふわぁ、、。
ん、もう朝か、??
目を擦りながら携帯を見る。
8月19日、、、、
、!優季の誕生日だ、!!
僕はすぐにベットから降り、リビングに行く。
ーガチャー
「あら春琉、今日は早いのね。」
お母さんがご飯を作りながら言う。
「おはよう、今日は早めに学校行きたくて。」
僕は椅子に座りご飯を待つ。
お母さんはご飯を作り終え、テーブルに置き、僕の目の前の椅子に座る。
黙々と食べていると
「でも良かったわ」
、、、、?
何がだろう?
「最近は笑顔が増えてるわね。」
え、?
「前まで元気なくて心配だったのよ。」
、、、、やっぱり親って子どものことお見通しなんだな、、、。
でも自分でも思う。
優季に出会ってから毎日楽しくなって、お母さんにも学校の話沢山してたし。
「友達、、光さんの話も最近は話してくれてるし。お母さん嬉しいわ」
僕に微笑みながら言う。
やっぱり心配させてたよね、、、。
正直に言うか、。
そう僕は決意した。
「お母さん。」
僕は真剣に言う。
「どうしたの?」
お母さんは心配そうに言う。
「僕ね、前は友達いなかった。」
そう言うと、お母さんは
「え?知ってたけど?」
「え?」
え、待って、知ってたって何?!
「親だから分かるのよ」
笑いながら言われた。
僕はびっくりしたが、
「いや、それも今言おうとしてたけど、この事じゃないんだよ。」
お母さんはびっくりしたような顔をする。
「僕さ、数日前に優季、、、友達に屋上出会ったんだよ。」
お母さんはびっくりしていた。
そうだよね。僕人見知りだしね
「で、その子に悩みとか話してた。それで光と友達になれたんだ。」
ここからは言いにくいけど、、、
「その優季は、、、僕しか見えてなかった。」
「そうなの、、、。」
「うん、。昼休憩に光が屋上に来て見えないって。それで優季には弟さんがいて、会いに行ったら亡くなってるって言われた。」
「そう、、、。」
「優季は幽霊だった。で、今日は優季の誕生日なんだ。」
お母さんは納得したように
「だから今日起きるの早かったのね。」
僕は頷く。
「だったら早く準備して学校行きなさい!!」
お母さんは急かすように言う。
「わ、分かってるって!」
ちょうどご飯が食べ終わったので準備をする。
「い、行ってきます!!」
お母さんは微笑みながら
「行ってらっしゃい。」
僕も笑顔を見せ、家を出る。
優季、待っててね。
ーガチャー
屋上のドアを開ける。
、、、居ない、か。
柵の方に行き、振り向き
「優季、、!!」
優季と呼んでそこで言葉が止まった。
そして柵の方に向き、空を見上げた。
会えないかもしれないけど直接言いたい。
そう思ったからだ。
なんか今日は会える気がする。
まぁ思うだけだけど。
今日は優季の誕生日なんだから。
優季には直接誕生日って伝えたい。
でもそれと不安もある。
優季に何かあるんじゃないか、と。
そんなに訳ないよな!!
僕は首を振り、
そう自分に言い聞かせた。
目を瞑り空を見上げてそんなことを考えていた。
不意に時計を見るともうホームルームが始まりそうになっていた。
教室に戻ろう。
また来るね。優季。
微笑みながら心の中でそう呟き、
屋上を後にした。